平均への回帰 プリント メール
作者 kengo   
2008/12/01 Monday 21:36:48 JST

「長期的に見れば、よく分散投資された株式ポートフォリオが提供するリターン

は、株式市場平均のリターンにかなり近づくが、最後にわずかに及ばない」



インデックスファンドの時代(p226)には上のような言葉が書かれてい

ます。これはどういう意味なのでしょうか?



あくまで過去のデータからの判断ですが、アクティブファンドは長期的なグロス

・リターンで見てみると、市場平均よりもちょっとだけ低いリターンを獲得する

ということが言われているのです。



これは一般的に平均への回帰といわれています。



つまり長期的なグロス・リターンで見ればアクティブファンドもインデックスファ

ンドもほぼ変わらないということです。



でもちょっと待ってください。



なぜ私がリターンという言葉を使わずにグロス・リターンという言葉を使ったの

かわかるでしょうか?



グロス・リターンとはコストを差し引く前のリターンのことです。つまり販売

(購入)手数料も信託報酬も無視して考えた場合のリターンのことなのです。



つまり実際はこのグロス・リターンからコストが引かれます。ではアクティブファ

ンドとインデックスファンドでは最終的にどちらのリターンが高くなるでしょう

か?



当たり前ですよね。コストの低いインデックスファンドの方が高いリターンを得

られるのです。



平均への回帰というものはあくまでも過去のデータから導き出しているものです。

ですのでこれが今後も当てはまるのかどうかはわかりません。



ですがこれが合っているにせよ間違っているにせよ、コストが高いアクティブファ

ンドが不利なのは歴然としているのです。このことは認めておくべきだと思いま

す。

関連ページ

インデックスファンドのメリット1(コストが安い)

インデックスファンドとアクティブファンドのリターンの差

最終更新日 ( 2008/12/22 Monday 10:38:42 JST )
 
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