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相関係数を見てみる プリント メール
作者 Administrator   
2008/01/29 Tuesday 11:39:28 JST

相関係数とは2つの資産グループの関係を数値に表したものです。これを見ると

資産運用で分散投資が必要な理由が良くわかります。



相関係数は-1~1の間を取ります。もし相関係数がプラスならば、その2つの

グループは同じ方向に動きます。もし片方のグループの値段が上がる傾向があ

ると、もう片方も値段が上がるのです。



逆にもし相関係数がマイナスならば、その2つのグループは反対の方向に動きま

す。ですからもし片方のグループの値段が上がると、もう片方は値段が下がるの

です。



相関係数が1に近いほどその2つのグループは似たような動きをします。ですか

ら下の表の日本株式と日本株式が交わっているところの相関係数が1.000に

なっているのは当たり前です。



下の表を見てみてください。日本株式と日本債券が交わっているところの数字は

-0.534となっています。これは相関係数がマイナスなので、日本株式と日

本債券は反対の方向に動きます。



ですから何らかの影響で日本株式の値段(日経平均株価、TOPIXなど)が上

がっていくと、基本的には日本債券の値段は下がっていくのです。



逆に日本株式の値段が下がっていくと日本債券の値段は上がっていきます。



ではもし相関係数がプラスのグループだけを自分の資産に組み込んだらどうなる

でしょうか?例えば日本債券と外国債券です。この2つの相関係数は0.905

となっています。



これは相関係数がプラスなので日本債券と外国債券は同じ方向に動きます。もし

両方ともに値段が上がっているときはいいですが、もし値段が下がり始めたら両

方の資産の値段が下がってしまうのです。



これは良い資産運用方法とはいえません。このような事を防ぐためにも、相関係

数のプラスとマイナスをバランス良く分散する必要があるのです。


日本株式 日本債券 外国株式 外国債券 短期金利
日本株式 1.000 -0.534 -0.436 -0.628 -0.419
日本債券 -0.534 1.000 0.853 0.905 0.909
外国株式 -0.439 0.853 1.000 0.823 0.697
外国債券 -0.628 0.905 0.823 1.000 0.746
短期金利 -0.419 0.909 0.697 0.746 1.000

「内藤忍の資産運用設計塾」より引用

最終更新日 ( 2008/01/29 Tuesday 11:45:41 JST )
 
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